涙の乗車券

あの夜の続きを 探してるんだろ
時計の針より空は正しい そうだろ

土は雨を待って眠る 
踏み潰されそうな花が揺れる
あの女がまさか
どうやら天使だったらしい

見えすいた しらける嘘に
いちいち構ってられない
だいたい毎日 お空は青いんだぜ

誰かの何かの足しになればって
思い出したように祈る

僕らはきっと 
鳥にでもなりたいだけ
空に輝きを放ちたいだけ
星の鈴を鳴らしたいだけ
人生を台無しにしてでも
命を使い切りたいだけ

窓の外から 他人事の落ちる音がする
知らぬ間に雨を振り切ったみたい

歌の意味を知る
それを生きると呼んでみる

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新しい日記

Tambourine stars are shinnin' in my sky